2008年11月14日金曜日

工業部門で1週間のストライキを宣言

全イラク労働者評議会労働組合連合(GFWCUI)とイラク自由会議(IFC)の指導者たちがアレクサンドリアでの労働者のデモの先頭に立った

イラク自由会議 メディアセンター 2008年10月21日
 労働者の給付金と給与の支払いを押さえ込む産業省の決定に反対するデモとストライキを遂行すると労働組合の指導者と活動家が発表したのに続いて、3000人以上の労働者が参加するデモがアレクサンドリア市(バグダッド南西65km)でGFWCUI[全イラク労働者評議会労働組合連合]とIFC[イラク自由会議]によって開催された。労働者の闘いに関するIFCの声明数千枚が配布され、一方ではサナテレビが取材して集会の全てを報道し、多数の労働者の指導者と活動家にインタビューを行った。

 この日の前日に、産業省は労働者の代表でGFWCUI副議長、IFC中央評議会書記長のサイード・ニマと会うために代表を送ってきて、産業省が労働者の要求に答えるまで2日間集会を延期させようとした。しかし労働者は、産業省が以前のデモの時に同じ要求についてウソをついたのでこの要求を拒否した。

 悲しむべき事に、デモに参加したカリド・アフメド・アリ・アッバスという名前の労働者がデモの最中に脳卒中で亡くなった。

 一方、イスラム主義の諸派がデモに介入してこの取り組みに宗教的な特徴を付け、労働者の中に彼らの宗派的な立場を注入して集会の目的を脇にそらそうとしたが、デモの指導者たちが彼らに立ち向かい、そのような基盤によって参加してくることを防いだ。

アレクサンドリアのデモの指導者たちは要求が応えられるまで工業部門で1週間のストライキを行うと宣言した。一方で、労働者の代表がバグダッドでの10月19日のデモで提出した要求について協議するために水曜日[10月22日]に産業大臣と会見することとなっていたが、産業省の数千人の労働者が参加しているにもかかわらずメディアはこのデモを全く報道しなかった。

 そうした行為はこのような抗議行動がイラク全土の様々な異なる部門に広がるのではないかと恐れて、労働者の抗議行動のニュースが広げるのを妨害している政府の活動を暴露するものである。

 「労働者の指導者と活動家たちは近日中にGFWCUIの本部で会議を続け行動の調整をして闘争を継続することを決意している。」-スブヒ・アルバドリGFWCUI議長、IFC労働部長による声明