2009年10月5日月曜日

米軍はアフガニスタンから撤退しろ! 変革(チェンジ)=平和だ!

10月7日アフガニスタン侵攻8周年地域行動 <UFPJ>

今週のニューヨークタイムズ紙[8月29日付]は「反戦運動が対アフガニスタン政策に反対する秋の運動を計画している」と言った。全くその通りだ!

彼らはこうも言った。「平和と正義のための連合は全米で小規模な取り組みも計画している。退役軍人や派遣兵士の家族とのティーチイン[討論会]や、連邦議会の議員とのロビー活動の会合や、上映会や、亡くなった兵士や海兵隊員の軍靴を呼び物にする特別記念式典などである」と。

そしてそれがまさに私たちがあなたのグループにやってほしいことである!私たちの目標はアフガニスタン侵攻8周年(10月7日)の時期に可能なあらゆる地域で取り組みを行うことである。以下の私たちの組織化情報をチェックして、あなたの取り組みをUFPJのウェブサイトに掲載してもらいたい!

10月7日に可能なアフガニスタン侵攻8周年の取り組み
*「アフガニスタンに平和を求めるハウスパーティー」を主催しよう。ピース・アクションがあなたのハウスパーティー準備のための手順を踏んだ情報と資料を提供している。
*ロバート・グリーンウォルドの新しい映画シリーズの「アフガニスタン再考」の上映会を組織しよう。「アフガニスタン再考」のDVDの入手方法と上映会の準備の仕方を見つけてもらいたい。 

8月は2001年の開戦以来アメリカ軍の死者が最も多い月だった。現在、アフガニスタン駐留米軍司令官のスタンレー・マクリスタル将軍はさらに多数の兵力が送られたら、戦争に勝利できるという報告を発表した。しかしオバマ大統領は兵力水準を再び増加させるかどうかというやっかいな政治的決断に直面している。
 民主党のラス・ファインゴールド上院議員[訳注①]と保守派コラムニストのジョージ・ウィルの両方がこの1週間で、戦争を段階的に縮小させることに支持を表明した。兵力水準をこれ以上増加させるかどうかの政権の決定について9月と10月に熱い議論が交わされるだろう。この2ヶ月は平和運動が声を上げ、派兵拡大の政治的損失を限界点にまで増大させなければならない。

アフタガニスタン戦争に反対する全米メディア行動週間を!

9月14-18日、UFPJとコードピンクはあなたのグループが2001年のバーバラ・リー下院議員の戦争に反対する画期的な演説を記念するメディア週間である「8年後」に参加するように要請する。今後のeメールで我々は編集者に手紙を書き、ラジオの討論番組に電話をかけ、至る所で反戦メッセージを掲載するためにフェイスブック[訳注②]やツイッター[訳注③]を利用するために論点と方法を提供するだろう。その週には、オバマとナンシー・ペロシ下院議長とハリー・リード上院院内総務にあてて全米の活動家が署名した請願書がホワイトハウス連邦議会に届けられ、他の公開の取り組みがメディアの中でそのメッセージを強化するだろう。全米メディア行動で会いましょう!
UFPJ全国運営委員会、スタッフ

[訳注①]ラス・ファインゴールド上院議員は2005年8月、上院議員として初めて米軍のイラクからの期限を切った撤退を主張した。
[訳注②]フェイスブックはFacebook, Inc. の提供する社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービス。
[訳注③]ツイッターは、個々のユーザーが「つぶやき」を投稿することで、ゆるいつながりが発生するコミュニケーション・サービス。2006年7月にObvious社(現Twitter社)がサービスを開始した

G20でのIVAW

我々はお前たちの利潤の犠牲にはならない
我々はお前たちの利潤のために人殺しはしない

[2009年9月24─25日、米国ピッツバーグで20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)が開催された。]

反戦イラク帰還兵の会と平和を求める帰還兵の会は、全ての戦争で殺され傷つけられた人々の犠牲に敬意を払う生存者の追悼式を開催した。追悼式は、退役軍人局に年金を拒否または留保されている何十万人もの退役軍人に焦点を当てた。追悼式はまた、戦争によって作り出された、数え切れない膨大な市民の死と、圧倒的多数が女性と子どもである何百万人もの住む場を失った人々に敬意を表明した。

追悼式の間にIVAWのメンバーたちがピッツバーグの兵士と水兵の記念碑に泥を使って型紙による文字を書き出した。泥は、歴史の上でも現在においても、他の連中が利潤をむさぼっている間に退役軍人や全ての戦争犠牲者がゴミのような扱い方をされていることを象徴するものである。

反戦イラク帰還兵士の会のホセ・バスケス事務局長は「我々がG20首脳会議の期間にピッツバーグに来たのは、全世界で経済構造が破綻してしまったからである。彼らは、普通の人々のために働こうとはせず、ひっ迫している資源を奪い合い、戦争を引き起こすのである。我々は、利益のために自分の命を譲り渡したり、他者の命を奪うことを拒否する。」と述べた。