2010年5月2日日曜日

サナテレビの番組をアメリカで配信

アメリカのレイバービートがサナテレビの映像に英語のテロップを付けて配信しています。


この映像の日本語版はイラク平和テレビ局in Japanの2010年2月6日配信「自由にイエス!イラクのジャーナリストは立ち上がる」で見ることができます。
(日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)

イラク・ジャーナリストの抗議行動

レイバービート
http://blip.tv/file/3555263

2009年にイラクのジャーナリストと報道機関の大きなデモがバグダッドで行われた。彼らは政府とアメリカ占領軍が押し付ける抑圧的な政策に抗議の声をあげた。何年もの占領の期間中に多数のジャーナリストが身体への攻撃を受けるか殺害さえされた一方、彼らの機材は没収され、オフィスは襲撃されてきた。ところがその同じ時に海外の西側ジャーナリストは優先待遇を与えられてきたのである。この全てのことで、アメリカのテレビニュースの視聴者がイラクで実際に起こっていることについて強いフィルターをかけた映像を受け取っている理由を説明することができる。
このビデオ映像は、宗派主義でなく、労働者、女性、学生の権利の立場に立ったテレビ番組であるサナテレビによって作成された。サナテレビもまた、労働者をひきつける際にイラクで起こっていることを正確に報告するために何年も努力してきたために、そのような弾圧を受けてきた。

レイバービートはこのビデオをケーブル・テレビとインターネット上でアメリカの視聴者に始めてお見せする。これは英語の字幕をつけて26分の長さに短縮して編集してある。

アメリカ労働者がイラク領事館にピケ

AFL-CIO(アメリカ労働総同盟・産別会議)がイラクの労働者への抑圧に抗議してイラク領事館前でピケットを張りました。

(日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)

労働者の権利侵害に抗議してイラクの在ワシントン領事館にピケット

労働者の権利はイラクの民主主義にとっての「根本原理」だ
http://www.dclabor.org/ht/display/ArticleDetails/i/84686

AFL-CIO ワシントン首都圏評議会 2010年4月15日(木)

レポート/写真:アダム・ライト

AFL-CIOワシントン首都圏評議会ニュース

イラク政府がかつてサダム・フセインが「労働者を攻撃し労働組合結成を妨害する」ために利用したのと同じ法律を使っていると非難して、数十人の労働者の権利要求の活動家が昨日の正午にデュポン・サークルのイラク領事館の外に集まってイラクの労働者と労働組合に対する「一貫した迫害」を終わらせろと要求した。

デモ参加者は真昼の太陽の下で「イラク労働者に民主主義を」や「労働者の権利は人権だ」と書いたプラカードを振りかざしながら、「イラクよ、労働組合の時代が来た―組合結成は犯罪ではないぞ!」とシュプレヒコールの声を上げた。

イラクの多くの場では抑圧的な労働条件になっている-労働組合を結成しストライキを打つことは違法である-ので、「イラクは労働組合を結成しようと努力している労働者にとって世界で最も危険な土地の一つである。」「労働者はよりよい労働条件を求めて労働組合を組織しているというだけの理由で生命が危険にさらされる場所に追放されている。今こそイラクは結社の自由を受け入れなければならない!」と化学・エネルギー・鉱山一般国際労働組合連合のジム・カターソンは群衆に言った。

スタンリー・ガセクAFL-CIO国際部副部長は、「アメリカの労働運動はイラクの労働者に連帯して立ち上がろう」と呼びかけた。彼は「イラク政府が結社の自由を認め組合を結成しようとする労働者の権利を擁護する労働法改正を行うまでイラクには民主主義はないだろう。」と言った。