2009年6月22日月曜日

シカゴでイラク国際労働者大会報告会を開催

シカゴでIVAW(反戦イラク帰還兵士の会)、USLAW(米国反戦労働者の会)、IFC(イラク自由会議)が3月のアルビルでの国際労働者大会の報告を行いました。

(原文は以下)
http://uslaboragainstwar.org/article.php?id=19350

(以下日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)

シカゴ労働運動の指導者がイラクの労働組合を支援
テリー・デービス 平和の繁栄と正義を求めるシカゴ労働者の会  2009年5月30日
 USLAW[アメリカ反戦労働者の会]の加盟団体である平和の繁栄と正義を求めるシカゴ労働者の会とIVAW[反戦イラク帰還兵士の会]シカゴ支部が、VVAW[反戦ベトナム帰還兵士の会]と声を上げる軍人家族の会の計り知れない支援を得て、3月のアルビル大会で結成されたイラクの新しい労働組合連合への支援を中心とした一連の取り組みをシカゴの地で大成功させた。我々はこの取り組みは他の地域で繰り返しても同じようにすばらしい結果を得られるのではないかと考えている。

 我々はイラク自由会議のアムジャド・アリをトロントから2日間の大急ぎの訪米に招き入れた。その目的は、シカゴにおいてイラクの市民社会と労働運動の重要性について人々の理解を深めることであり、イラクの兄弟姉妹への寄付金を集めることであった。24時間を少し上回る時間の間に、我々は5つの取り組みを開催し、その全ての参加者数はすばらしかった。
 我々は町の反対側同士の外れにある2つの裕福な地域であるエバンストンとハイドパークで肩のこらない募金集めのパーティーを2回開催した。その招待状はパーティーの重要性と我々の持つ責任の両方を明快に説明し、最初のパーティーには20人近くを、2回目には約25人を集めた。報告はアルビル大会に参加したアムジャド・アリとIVAWのアーロン・ヒューズによって行われた。2カ所の会合で我々は2800ドル近くを集めた。

土曜日の午後には、我々はルーズベルト大学でエレーナ・マーチェシの司会による公開討論会を開催し、50人以上が参加した。アムジャドがアルビル大会とイラク現地の状況の報告をした。アーロンはイラクで軍務についた後イラクに戻って、イラクの労働組合運動について学んだという力強い報告をした。

USLAWのマイク・ツウェイグが発言して、アルビル大会の準備をするのにUSLAWが重要な役割を果たしたことを説明した。(レイバー・ビートが公開討論会を撮影し、すばらしい映像を仕上げるはずである)

 公開討論会の後、ヘイマート広場まで沈黙の行進をして、最後に広場の記念碑に花を置いた。そこにはイラク・米国労働者連帯のプレートがちょうど据え付けられていた―イリノイ州労働者歴史協会会長がすばらしい演説をした。土曜の夜にはパーティーが開催され、参加者は若者が多く、500ドル以上の募金が集まった。アムジャドの招請費用はノースウェスタン大学から得られ、マイクの飛行機運賃はニュー・プライオリティー委員会が支払い、パーティーの食べ物とビールはVVAWとMFSO[声を上げる軍人家族の会]のメンバーが寄付をしたので、我々が集めた募金は全て残すことができた。
 全体ではアルビル大会の費用の支援に4000ドルの募金を集め、参加者たちは、アメリカ占領軍や宗教勢力の衝突とは違って、イラクの未来を勝ち取るために実際に闘っている人々の新しい情報と展望に非常に感動し、啓発され、感銘を受けた。IVAWとUSLAWの協力は一層強められた。もっと多くの労働者に参加してほしいかったのであるが、何人かが参加し、集いに来た全ての人たちがたくさんのことを得たようである。願わくは、3人の話し手(アムジャドとアーロンとマイク)がどこか他の所でもこうしたことができたら良いだろう―彼らはそれぞれがとてもすばらしい。この計画を実行しませんか?