2008年11月14日金曜日

数千人の労働者が財務省に対して街頭デモ

アメリカ軍と国家警備隊が集会を包囲する一方で労働者の指導者が演説
IFC労働局 2008年10月19日

国際通貨基金[IMF]による条件の下で賃金引き下げを企てた財務省と政府に反対して、産業省の労働者が先頭に立ったデモが連続して行われてきたが、本日2008年10月19日にバグダッドのファルドース広場で大規模なデモが組織され、数千人の労働者が参加した。


このデモは、GFWCUI[全イラク労働者評議会労働組合連合]やFWCUI[イラク労働者評議会労働組合連合]などの労働組合や大衆組織の指導者が先頭に立ち、多数の自由擁護勢力の参加と支持を受けた運動の一環として行われた。

 多数の労働者の指導者が熱烈な演説を行って闘いに立ち上がり正当な要求をしている労働者たちの志気を高め激励した。演説をしたのはスブヒ・アルバドリGFWCUI議長、ファラー・アルワンFWCUI議長、サイード・ニマGFWCUI副議長、ムアマー・マジードFWCUI書記長である。

 その一方、アメリカ軍と国家警備隊は集会を厳しく取り囲み財務省にデモ行進が進むのを阻止するために財務省の建物に向かう道を封鎖した。


 特筆するべき事だが、このデモ行進は多数の都市で続くだろうし、財務大臣と政府が労働者の要求に応えざるを得ないようにするために財務省の全ての部局で座り込みを開始するだろう。

8月のデモの時に、財務省は全ての要求に同意したにもかかわらず、IMFと協議をした後その要求のうちのいくつかの実行を反故にした。IFCは闘いを統一し全国の抗議行動を指導するために行動を調整することを目的として労働運動と労組の指導者を招請する声明を発表した。