2008年11月14日金曜日

ストップ戦争連合の声明:オバマの大統領選挙勝利

ストップ戦争連合[イギリス] 広報室  2008年11月5日

オバマの大統領選挙勝利

ストップ戦争連合はバラク・オバマがアメリカ合衆国大統領選挙で勝利したことを喜んでいる。彼の当選は幾百万幾千万ものアメリカ国民の側から戦争と人種差別を拒否した結果である。オバマは、対イラク戦争に真っ向から反対しアメリカ軍の撤退を公約しなければ、大統領になるどころか、民主党の大統領選挙候補の指名さえも獲得できなかっただろう。

今オバマは、悲惨な占領を完全に終らせてその公約を守らなければならない。イギリス政府はそのために緊急に彼とともに活動をしなければならない。
 
 しかしながら、ほかの危険性が残っている。反戦運動が結集を続けなければならないのは、オバマが失敗しつつあるアフガニスタン占領へのNATO軍の駐留強化を支持し、イラン攻撃の可能性を除外していないからである。

 終わりのない戦争と言うブッシュのドクトリンは打撃を受けたが、地球全体の支配を追求する米国のエリートの風潮は簡単には覆されないだろう。アメリカでオバマに投票した人々は戦争屋どもに対して圧力をかけ続けなければならないし、イギリスの我々もまた同じように圧力をかけなければならない。