2007年9月28日金曜日

9/22反石油法戦線議長の演説

占領軍と3つの歴代政府は民衆の利益に反する立場を取っている
スブヒ・アルバドリ演説   2007年9月22日

労働者のみなさん
国民大衆の皆さん
自由を愛する皆さん

 我々はアルタリル広場に集まったが、我々はこの広場を占領者とその手先からイラクを解放する広場に変えたいと思っている。この座り込みはイラク解放の始まりであり、イラク解放は宗派主義民兵やテロ勢力ではなく、進歩的勢力の手によらなければならない。 

 我々がこの広場に集まっているのは悪名高いイラク石油法に対する抗議行動を行うと約束したからであり、石油法はイラクの富を支配したがっているアメリカの独占企業の立案者によって起草された後、暗闇の部屋の中で通過されようとしているが、イラクの富とは恵まれない人々の権利であり次の世代の権利なのである。

 イラク労働者階級の敵であるフセイン・アルシャハリスターニ・イラク石油大臣は、政府に我々を裁判にかけるように要請したが、それは我々がイラク国民の権利を占領者、すなわち民衆の敵に贈呈することに反対して立ち上がっているからであり、彼らはイラク人にテロと民兵と傭兵と傀儡による民主主義をもたらしたのであり、その血にまみれた民主主義は100万人を超える罪のないイラク国民の命を奪い、イラク国内外に400万人の難民を作り出したのである。


友人の皆さん
兄弟姉妹の皆さん

 誰でも知っていることであるが、占領軍とその3代にわたる政府は民衆の利益に反する立場をとっているのであり、イラクの大衆をだますために利用された繁栄した状態が来るという主張はどれ一つとして実現しなかった。以前の政権から残された唯一のことは、毎日再生産をし続ける悲劇と苦難だけである。従って、我々は皆、自らの利益を守らなければならないし、占領者とその手先たちから自らの権利を取り戻すことを主張しなければならない、なぜなら権利は与えられるものではなく、要求して手に入れられるものだからである。我々は待っていて自らが白昼に強盗されてはならない。全世界の労働者と進歩勢力は今日、我々のことを注目している。従ってアル・シャラスターニとその友人たちを恐れてはならない。なぜなら、彼らが好むと好まざるとに関わらず、人々がそこに居続ける限り、彼らは立ち去るしかないからである。

2007年9月24日月曜日

イラク・反石油法戦線の闘い

反石油法戦線がナジャフ支部を結成
イラク自由会議 2007年9月

 ナジャフ州(バグダッド南西180km)で多数の石油と経済の専門家や政治家が参加した集会で、反石油法戦線が支部を結成し、石油法案を廃案にすることをめざした活動を組織化した。

 支部の執行部が選出され、石油法案による損害がどんなに多いかを明らかにする学習会を実施したり、デモや座り込みを行ったりする多数の活動を開始した。




イラク自由会議がバベル州で記者会見を開催
バベル州で反石油法戦線を結成

イラク自由会議メディアセンター 2007年9月15日

 イラク自由会議(IFC)によって宣言された石油法案に反対する運動に従って、本日ヒッラ市(バグダッド南方95km)で記者会見が開催され、バベル州の様々な地域からやってきた多数の団体や政治勢力や政治家を代表する100人以上が出席した。記者会見の開始にあたってイラク自由会議執行委員のサイード・ニマが石油法による損害について説明し、次に反石油法戦線の議長でイラク自由会議執行委員会委員長のスブヒ・アル・バドリが石油法問題の重大性がどんなに深刻なものなのか、そしてその及ぼす影響がどんな可能性があるのかを説明した。大会の最後に、反石油法戦線ヒッラ支部結成が宣言され、多数の団体と個人が反石油法戦線への加盟を発表した。

 注目するべきことだが、反石油法戦線は現在バスラ、ナジャフ、ヒッラ、バグダッドに支部を持ち、今後他の州や都市に広がるだろう。




大衆に訴える、石油法を拒否する勢力を
スブヒ・アル・バドリ 反石油法戦線議長

 イラクの富を盗み取るのに大急ぎの占領軍と独占企業は我慢できなくなりつつある。そしてイラク国民議会による悪名高い石油法の制定は差し迫ったものになっている。しかしながら我々の隊列はまだ弱く今日に至っても分散しているので、政府と議会に対してイラク人の大多数がこの法律を受け入れていると言った誤ったメッセージを送っている。

 今日我々は岐路に立っているのであり、我々の唯一の選択肢は、街頭に我々の怒りを持ち出すことであり、グリーンゾーンの中の連中とその主人たちに、この疑いだらけの法律は民衆の力を奪い大衆の間にますます大混乱を広げることをねらったものであり、強く糾弾し承認しないと言うことである。

 反石油法戦線はこの法律に反対する多数の活動を実行してきたが、石油法案の廃案へと進む重要な一歩とするために、2007年9月22日にバグダッドの中心部で座り込みを開始することを決定した。

 我々には、石油法を打ち倒すために、占領軍とその手先どもに対して強力なメッセージを送る皆さんの支援が必要である。



バグダッドでの抗議行動を支援しよう!

反石油法戦線に合流しよう!

「石油法は占領法だ」

「石油法は占領法だ」
イラクの反石油法戦線・全イラク石油労組・IFCの反石油法闘争に連帯しよう !
マリキ政権による指導者逮捕を阻止しよう!


 イラクでは、占領軍とグローバル資本がイラクの石油を自由に略奪することをねらった石油法の制定がねらわれています。
 これに対してIFC(イラク自由会議)、全イラク石油労組(GUOE)が中心となって反石油法戦線を結成し、集会、デモ、ストライキで石油法制定を阻止する運動が急速に高まっています。


(1)この闘いへの連帯メッセージを送りましょう。
(2)マリキ傀儡政権は反石油法戦線指導者の逮捕を狙い、運動を弾圧しようとしています。これを許さない緊急メッセージを駐日イラク大使館、駐日米国大使館・領事館に送りましょう。



(1) イラク民衆への連帯のメッセージ(案)



宛先:Iraq Freedom Congress
ifcongress@gmail.com

24 September
2007
Dear friends of Anti-oil Law Front in Iraq,

I would like to express my deepest solidarity with the struggle to topplethe proposed oil law by Anti-oil Law Front.

I strongly condemn the brutal attempt of the puppet government to arrest the leaders of Anti-oil Law Front.

Let’s advance the activities to end the occupation of Iraq and works for aDemocratic, Secular and Progressive Alternative to both the US Occupationand Political Islam in Iraq.

(2) 駐日イラク大使館、駐日米国大使館・領事館への抗議文

宛先:



・在日イラク大使館
ガーニム・アルジュマイリ駐日イラク大使 H. E. Dr. Ghanim Alwan AL-JUMAILY
Telephone: 03-5449-3231
FAX : 03-5449-7719
mail: tokemb@iraqmofamail.net




・在日米国大使館
J. トーマス・シーファー駐日米国大使 Ambassador J. Thomas Schieffer
代表電話
03-3224-5000 FAX: FAX: (03) 3505-1862




・駐大阪米国総領事館
電話番号(代表) 06-6315-5900
住所  530-8543
大阪市北区西天満2-11-5
ダニエル R. ラッセル総領事 Consul General Daniel R. Russel

(簡略なもの)
Dear

Don't arrest oil union leaders!

(少し長めにしたもの)
24 September 2007
Dear,

The Maliki government is intending to arrest the leaders of the Anti-oil LawFront, including Chairperson Subhi Albadri, Front member and President ofGeneral Union of Oil Employees in Basra Hassan Juma, Front member andSecretary of GUOE Falih Abood Imara, and others.

I condemn such a brutal attempt to repress the Iraqi people.

I sincerely request you to take all necessary measures to prevent such abrutal attempt from being implemented, including sending your report aboutthis letter to your home government.

Best Regards.


[資料:次の文章は安原さんから送っていただいた英文をイラク市民レジスタンス連帯委員会が日本語訳したものです]



イラクのシェリスターニ石油相が数日前に、アル・マリキ・イラク首相に反石油法戦線の指導者たち(スブヒ・アル・バドリ反石油法戦線議長、ハッサン・ジュマGUOE[全イラク石油労働組合]議長・反石油法戦線、ファリー・アブード・イマラGUOE書記長・反石油法戦線、その他多数)を逮捕するように要請した。

内務省のスポークスマンは、この指導者たちを逮捕するのか、それとも石油法案の廃案をめざした2007年9月22日に予定されているストライキを決行させるのかを政府が決定するのを待っているのだと述べた。イラク国民議会のマフムード・ウスマン議員は「私は法案審議をする前にどんな抗議行動も市民的不服従行動をすることにも、法案審議前にどんな抗議を表明することにも反対する。それは背後に政治的な動機があることを意味するのだ。」と語った。

今や我々は皆さんの連帯と支援をかつてなく必要としている。

この手紙を全ての知り合いに転送し、この決定的な時にあたってこれら指導者たちの道理ある行動を強めるメッセージを送っていただきたい。全ての知り合いに、全世界の全てのイラクとアメリカの大使館に対して糾弾のメッセージを送るように勧めよう。このメッセージを議会に送り、イラクにおけるアメリカの民主主義の実態を知らせよう。

 我々が沈黙したままであれば指導者たちの逮捕は切迫したものになる。忘れないでおこう、変化を作ることができるのはあなただと。

アムジャド・アル・ジョファリ  イラク自由会議

Dear All,
The Iraqi minister of oil (Shehristani) has requested the Iraqi PrimeMinister Almalikito arrest the leaders of the Anti-oil Law Front (Subhi Albadri;chairperson.Hassan Juma; president of GUOE and Front member. Falih Abood Imara;secretary of GUOE and Front memberand many more) few days ago.
The spokesperson of the ministry of interior stated that they arewaiting for the government to decide whether arresting those leaders orlet them stage their intended strike on September 22, 2007 that is aimedto topple the draft oil law.
The Iraqi parliament member (Mahmood Uthman)said "I am against any protest or civil disobedience before the debatingthe draft law and declaring any protest before this debate means that there political motivations behind it".
At this point in time we need your solidarity and support more then ever.
Please circulate this letter to whoever you know, send solidaritymessages to those leaders to strengthen their moral at this criticaltime. Encourage whoever you know to send condemnation messages to theIraqi and US embassy everywhere in the world. Send this message to thecongress and let them know of the US democracy in Iraq.
The arrest of the leaders is imminent if we stay silent. Do not forget;it is you who can make difference.

Amjad Al-Jawhary
Iraq Freedom Congress
http://www.ifcongress.com/

Working
For a Democratic, Secular and Progressive Alternative to both the USOccupation
and Political Islam in Iraq

2007年9月20日木曜日

南部イラク石油労組連合の執行部が反石油法戦線に参加

南部イラク石油労組連合(IFOU)の執行部と他の多数の組合活動家がイラク議会に石油法案を通過させるなと警告
多数の組合活動家と有名政治家が反石油法戦線に参加
イラク自由会議・メディアセンター 2007年9月8日

 本日、2007年9月8日にバスラでイラク労働者評議会労働組合連合[FWCUI]が開催した大会で、多数の組合活動家と有名政治家が出席し、南部石油労組の執行部が反石油法戦線に合流した。
 サナテレビに対する発言の中で、IFOUのハッサン・ジュマ議長は、もしも法案を通過させるのならば、IFOUは石油パイプラインを閉鎖すると明言した。彼はまた、反石油法戦線がイラク議会に圧力をかけるためにストライキを呼びかけたら、IFOUはその呼びかけに応えてストライキに合流するだろうと付け加えた。注目するべきことだが、サナテレビは大会の報道全部をすぐに放映するだろう。

 大会の基調発言者は、スブヒ・アル・バドリ反石油法戦線議長、ハッサン・ジュマ南部イラク石油労組連合(IFOU)議長、アリ・アッバース・バスラ労働者評議会労働組合連合[FWCUI]議長、ムフィード・ハイダー・イラク自由会議バスラ支部長であった。大会は石油法案に反対して、石油産業など様々な部門でデモや座り込みやストライキなどの運動を強化する多数の決議を採択して閉会した。

2007年9月19日水曜日

IFCが中心となった反石油法戦線が記者会見

反石油法戦線がバグダッドで記者会見を開催
イラク自由会議 2007年9月3日

 メディアの記者のが出席する中で、反石油法戦線が石油法案に関する記者会見を開いた。記者会見には反石油法戦線議長のスブヒ・アル・バドリ、イラク自由会議議長のサミール・アディル、全石油労働者組合(GUOE)中央評議会副議長のファレー・アブード、イラク労働者評議会労働組合連合[FWCUI]副議長のアブドル・カリム・アブドル・アルサダ、戦争と占領に反対する労働者戦線のアブドラー・アル・マリキが出席した。

 記者会見への出席者たちの関心は、イラク国民議会に承認を求めて提出される石油法が政治的、経済的、社会的にいかに深刻な影響を持つのかと言うことに集中した。この記者会見は、先週土曜日に反石油法戦線が主催した最近のデモなど、石油法案を阻止するためにイラク自由会議によって開始された運動を背景として開催したものである。

 特筆するべきことだが、これから日々、反石油法運動は強化されていくだろう。すなわち、2007年9月8日にはイラク労働者評議会労働組合連合[FWCUI]がバスラで大会を開き、それに続いて9月9日と10日に全石油労働者組合(GUOE)の第2回大会が開催されるだろう。

 さらに、9月24日に大規模なデモを展開する準備が行われている。

IFCが中心となって反石油法戦線を結成、大規模デモを展開

反石油法戦線がバグダッドで大規模デモ 米軍はデモ隊を挑発しようとした
イラク自由会議 2007年9月3日

 反石油法戦線がバグダッドの中心街(自由広場)の自由モニュメントの下でデモを展開した。デモ隊は英語とアラビア語で石油法を糾弾するスローガンを掲げ、米国政権と米国が任命したイラク政府に反対するシュプレヒコールを叫んだ。アメリカ軍は半時間にわたって集会を包囲し、横断幕を持つデモ隊の写真を撮影した。彼らはまた、集会に参加したがっている人の誰に対しても恐怖を広げようとして、人々をデモに参加させないように交通を遮断した。集会の場所は数百人の警察とイラク国防軍でいっぱいだったが、彼らの相当な数の者たちがデモとその目的に共感を持った。

 また、何十社ものアラブと国内外のメディアが生中継放送を行い、デモのリーダーたちにインタビューを行った。集会は、反石油法戦線議長でIFC執行委員会委員長のスブヒ・アル・バドリ、イラク労働者共産党政治局員のサミ・ハッサン、イラク労働者評議会労働組合連合[FWCUI]書記長のファレー・マクトフらの多数の発言があった。

 デモ参加者たちは、「石油法打倒、石油法とは占領法だ:2600万人イラク民衆は占領法を拒否する」などのスローガンの書かれた横断幕を掲げた。

 このデモは反石油法戦線が開始した運動の一部であり、その運動は座り込みやストライキや大会や集会を含むるものである。

2007年9月17日月曜日

IFCがイスラム政治勢力の対市民攻撃を糾弾

サドル派民兵とイスラム最高評議会派民兵の間の血塗られた戦闘について
イラク自由会議 2007年8月30日


 昨日以来、民兵グループ(サドル派とイスラム最高評議会派)がイラクの多数の都市を戦場と軍事兵舎に変えた。テロの雰囲気があたかももっと多くの殺人と犯罪を必要としているかのように人々の命と生活を支配してしまった。カルバラ市(バグダッド南西95km)の宗教行事で2つのグループの支持者の間の紛争が起こった後、この状況が生まれた。

 これらのシーア派(と分類される)民兵は今日の「新生イラク」でさまざまな度合いで荒れ狂っている宗派間戦争に政治的、軍事的に実際に寄与してきた。これらの民兵たちは罪もない人々に対して凶悪な虐殺を行うのに躊躇しない。それほど遠くない過去に、彼らはサマラでの爆弾攻撃の後にスンニ派であると分類してから何百人もの罪のない人々を殺害し、今日では礼拝の場にいる人々を無差別に銃撃し、互いに殺し合っているのである。

 我々はすでに知らせてきたが、宗派主義民兵はどこに所属していても、自分たちの利益を獲得するために極悪非道な犯罪に喜んで加わり、自らの影響力を強め、テロと殺人によって権力を広げようとしているのである。サドル派とイスラム最高評議会派の間で起こったことは、政治上、治安上の大混乱の一部である。またそれはイラクにおける政治プロセス全体と占領のシナリオが失敗したことの新たな証明である。これらの民兵は人間の尊厳や価値を尊重する基準を全く持っていないのである。

 イラク自由会議とそのスローガン「占領にNO、宗派主義ギャングにNO」のまわりに我々の隊列を団結させよう。こうしたギャングどもをあなたの地域から追い出すために、安全部隊を作ろう。