2007年9月24日月曜日

イラク・反石油法戦線の闘い

反石油法戦線がナジャフ支部を結成
イラク自由会議 2007年9月

 ナジャフ州(バグダッド南西180km)で多数の石油と経済の専門家や政治家が参加した集会で、反石油法戦線が支部を結成し、石油法案を廃案にすることをめざした活動を組織化した。

 支部の執行部が選出され、石油法案による損害がどんなに多いかを明らかにする学習会を実施したり、デモや座り込みを行ったりする多数の活動を開始した。




イラク自由会議がバベル州で記者会見を開催
バベル州で反石油法戦線を結成

イラク自由会議メディアセンター 2007年9月15日

 イラク自由会議(IFC)によって宣言された石油法案に反対する運動に従って、本日ヒッラ市(バグダッド南方95km)で記者会見が開催され、バベル州の様々な地域からやってきた多数の団体や政治勢力や政治家を代表する100人以上が出席した。記者会見の開始にあたってイラク自由会議執行委員のサイード・ニマが石油法による損害について説明し、次に反石油法戦線の議長でイラク自由会議執行委員会委員長のスブヒ・アル・バドリが石油法問題の重大性がどんなに深刻なものなのか、そしてその及ぼす影響がどんな可能性があるのかを説明した。大会の最後に、反石油法戦線ヒッラ支部結成が宣言され、多数の団体と個人が反石油法戦線への加盟を発表した。

 注目するべきことだが、反石油法戦線は現在バスラ、ナジャフ、ヒッラ、バグダッドに支部を持ち、今後他の州や都市に広がるだろう。




大衆に訴える、石油法を拒否する勢力を
スブヒ・アル・バドリ 反石油法戦線議長

 イラクの富を盗み取るのに大急ぎの占領軍と独占企業は我慢できなくなりつつある。そしてイラク国民議会による悪名高い石油法の制定は差し迫ったものになっている。しかしながら我々の隊列はまだ弱く今日に至っても分散しているので、政府と議会に対してイラク人の大多数がこの法律を受け入れていると言った誤ったメッセージを送っている。

 今日我々は岐路に立っているのであり、我々の唯一の選択肢は、街頭に我々の怒りを持ち出すことであり、グリーンゾーンの中の連中とその主人たちに、この疑いだらけの法律は民衆の力を奪い大衆の間にますます大混乱を広げることをねらったものであり、強く糾弾し承認しないと言うことである。

 反石油法戦線はこの法律に反対する多数の活動を実行してきたが、石油法案の廃案へと進む重要な一歩とするために、2007年9月22日にバグダッドの中心部で座り込みを開始することを決定した。

 我々には、石油法を打ち倒すために、占領軍とその手先どもに対して強力なメッセージを送る皆さんの支援が必要である。



バグダッドでの抗議行動を支援しよう!

反石油法戦線に合流しよう!