2007年9月17日月曜日

IFCがイスラム政治勢力の対市民攻撃を糾弾

サドル派民兵とイスラム最高評議会派民兵の間の血塗られた戦闘について
イラク自由会議 2007年8月30日


 昨日以来、民兵グループ(サドル派とイスラム最高評議会派)がイラクの多数の都市を戦場と軍事兵舎に変えた。テロの雰囲気があたかももっと多くの殺人と犯罪を必要としているかのように人々の命と生活を支配してしまった。カルバラ市(バグダッド南西95km)の宗教行事で2つのグループの支持者の間の紛争が起こった後、この状況が生まれた。

 これらのシーア派(と分類される)民兵は今日の「新生イラク」でさまざまな度合いで荒れ狂っている宗派間戦争に政治的、軍事的に実際に寄与してきた。これらの民兵たちは罪もない人々に対して凶悪な虐殺を行うのに躊躇しない。それほど遠くない過去に、彼らはサマラでの爆弾攻撃の後にスンニ派であると分類してから何百人もの罪のない人々を殺害し、今日では礼拝の場にいる人々を無差別に銃撃し、互いに殺し合っているのである。

 我々はすでに知らせてきたが、宗派主義民兵はどこに所属していても、自分たちの利益を獲得するために極悪非道な犯罪に喜んで加わり、自らの影響力を強め、テロと殺人によって権力を広げようとしているのである。サドル派とイスラム最高評議会派の間で起こったことは、政治上、治安上の大混乱の一部である。またそれはイラクにおける政治プロセス全体と占領のシナリオが失敗したことの新たな証明である。これらの民兵は人間の尊厳や価値を尊重する基準を全く持っていないのである。

 イラク自由会議とそのスローガン「占領にNO、宗派主義ギャングにNO」のまわりに我々の隊列を団結させよう。こうしたギャングどもをあなたの地域から追い出すために、安全部隊を作ろう。