2008年5月14日水曜日

IFCバビロン支部が第1回大会を開催

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イラク自由会議バビロン支部がアレクサンドリアで第1回大会を開催
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イラク自由会議 2008年5月10日

 2008年5月10日、イラク自由会議バビロン支部の第1回大会がアレクサンドリア市で開催された。大会にはアレキサンドリアやジャバラやヒッラやキフルといった諸都市を代表する79人の代表が出席した。また、サミール・アディル・イラク自由会議議長や、アブ・キファー中央評議会書記や、中央評議員のサイード・ニマやアブ・ワッタンやナイーム・ムーサも多数の来賓と同様に参加した。

 大会は戦争と占領の犠牲者たちを追悼する1分間の黙祷で開始された。その後、参加者が議長団と大会の議題についての投票を行ったが、その中にはイラクの政治情勢やイラク自由会議の立場やIFC執行部との意見交換や支部役員選挙などがあった。

 イラクの政治情勢やIFCの立場については、サミール・アディルが2008年4月9日に公表されたデビッド・ペトレイアス-ライアン・クロッカー報告の中で現れた新たな要素について話しをした。彼はまた、「政治プロセス」と呼ばれている占領シナリオを苦境に陥れている政治的危機について話した。彼はまた、政府の私兵とサドルの私兵の間で侵攻している戦闘について語り、それはイラク国内のシーア派イスラム政治勢力の危機であることを述べた。サミールは、イラクの政治情勢の転換は、民族や宗派で分断する政策をもとにして築いた政治プロセスや、権力や影響力を巡る紛争の継続を通じてはやってこないと付け加えた。したがって、唯一の代案は占領軍を追い出し、占領軍によるあらゆる機構を解体し、人間であることに基づいて人々が認められる、政教分離した民族主義でない国家を建設する事であると言った。サミールはまた、現在の情勢を変えることは簡単ではない、しかしながら、イラク自由会議の旗を掲げると決定したみなさんのような人間が存在する限り、それは不可能なことではない、と話した。

 最後に、大会参加者は7人の支部執行部を選出し、強い意気込みと決意を持って大会を終了した。