2008年5月8日木曜日

IFCがメーデー集会を開催

燃え上がる地面の上で、解放モニュメントの彫刻の下で、バグダッドの中心地においてメーデーの赤旗がひるがえった

テロ勢力が爆発物を使って集会に卑劣な攻撃をかけようとした

IFCメディアセンター、 メーデー歓迎委員会  2008年5月1日

 午前10時に、メーデー歓迎委員会が国際労働者デーを記念してバグダッドの中心部で大衆集会を開催した。メーデー会場はイラク労働者評議会労働組合総連合やアラブ労働者連合や独立民主主義連合や、イラク労働者共産党やイラク自由会議や何十人もの重要人物や活動家や労働組合の指導者など、メーデー歓迎委員会に参加した政党や組織に所属する何百もの赤旗や横断幕によって飾られた。アレキサンドリア市やマフマウディヤ市やヒンディヤ市、それにバグダッドの多数の地域から幾百人もの人々が集会に参加し、地域で働く自治体労働者や他に何十人もの人々も同様に参加した。

 占領と宗派主義ギャングどもに反対して「シーアでもない、スンニでもない、我々は人間だ。占領にNO、…宗派主義ギャングにNO、労働者の自治万歳、メーデー万歳、 自由を擁護する労働法などの制定のために我々は闘う」といったプラカードやスローガンが掲げられた。

 イルハム・アルタラバニがメーデーのスローガンのシュプレヒコールを上げ、参加者にお祝いの言葉を述べてメーデー集会を開始した。それに続いてスブヒ・アルバドリ・メーデー委員会・GFWCUI議長が、メーデーの労働者に歓迎のあいさつをし、公共部門の労働組合の結成を許さなかったり、企業の利益のための石油法案を作るなどといった労働者に反する占領軍の政治、経済計画について語った。彼はまた、社会主義がイラク人の悲劇を救う道であり、労働者はこの状況を終わらせることができる唯一の社会勢力であると話した。

 その後、サミール・アディルIFC議長が演説し、メーデーの日にカリフォルニアの港湾労働者がイラク占領に抗議して数時間のストライキを打つと発言した。(全員が祝福とカリフォルニアの港湾労働者を支持するためのシュプレヒコールを上げ、嵐のような拍手が起こった。)

 集会の終了前に、警察がメーデー祝賀安全委員会に、集会を攻撃するためにバッグに爆弾が仕掛けてあることを知らせてきて、参加者に集会場から逃げてほしいと要請してきた。しかし、集会参加者は占領軍と宗派主義ギャングどもを糾弾し、国際労働者デーを祝福するスローガンのシュプレヒコールを上げながら集会場を後にしたのである。