2009年1月10日土曜日

国際労働者大会に向けたイラクの港湾労組のアピール

※2009年2月のイラク・アルビルでの国際労働者大会に向けたイラクの港湾労組のアピールです。
(日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)

全世界の全ての労働組合連合体と労働組合への公開書簡

イラク・アルビルでの国際労働者大会を支援しよう

ナジム・アル・ラディ 全イラク港湾労働組合議長 2008年12月26日


 兄弟姉妹のみなさん

 バスラの港湾労働者からあいさつを送ります。

 私たちは面前の諸課題に立ち向かう決意を固めました。私たちは、一方では最も基本的な要求獲得の闘いを進めてきましたが、もう一方で、労働者の団結を破壊しようともくろむあらゆる形態の宗派主義や宗教主義の政策に恐れることなく反対すると共に、占領軍の経済、政治政策に立ち向かってきました。

 今日、私たちは世界の全ての団体、労働組合連合体、労働組合に訴えます、私たち労働者の間の溝に橋を架け、私たちの闘いは一つであり同じ運命を分かち合っているのだと宣言しましょう。労働者階級にもっと大きな荒廃を作り出すであろう戦争と危機に反対する確固とした戦線を築きましょう。

 アルビルでの国際労働者大会の開催は、労働者の団結を強化し現在とこれから生まれる世代の将来のための共通の展望を見いだす一歩を踏み出すものになるでしょう。私たちはみなさんがこの大会に参加してあらゆる形態の支援を提供するように招待します。

 イラク国内で、そして現在の状況の中で、このような大会を開催することはイラクと世界の労働者にとって極めて重要なことです。