2009年1月10日土曜日

国際労働者大会にむけた支援・連帯の取り組み

※2009年2月にイラクで開催が予定されている国際労働者大会にむけて、オーストラリアからも支援・連帯の取り組みが進んでいます。
(以下の日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)


海外組合支援 議長 S.モアイ

APHEDA 2008年6月23日

[訳注:APHEDA:海外の健康、教育、発展のためのオーストラリア民衆会議。1984年にACTU(オーストラリア労組会議。組合員数200万人)が労働組合による海外の労働者に対する支援活動団体として設立。]

 オーストラリアの労働組合のみなさん

 アメリカに支えられたイラクの政権がイラクの国有の石油資源を、競争入札もなしに欧米の4つの大会社に譲り渡そうとしている中で、イラクの労働組合の状況は決定的に重要である。イラクの労働組合は大部分がいまだに非合法状態ではあるが、民主的に民族自決権を行使し、勤労者のためにイラクの資源を取り戻すために異なる政治、民族、宗教のグループが平和に結集することのできる唯一の希望である。

 オーストラリア在住のイラク人のグループはイラクの3大労働組合連合のための募金を集めてきている。それらはすなわち、イラク労働者総連合(GFWI)と全イラク労働者評議会労働組合連合(GFWCUI)とイラク石油労組連合(IFOU)である。海外の労働組合支援―APHEDAは我々の海外事業台帳に募金を受け取り、アンマンのITUC事務所を通してかヨーロッパの対外代表を通じて、それらの組合に募金を送付した。

[訳注:ITUC:国際労働組合総連合。2006年にICFTU[国債自由労連]やWCL[世界労連]などが結集して結成。155の国・地域、311組織、1億6800万人の労働者が加盟)

みなさんは、アメリカ反戦労働者の会のキャシー・ブラックに最近出会ったかもしれない。

[参照]

http://uslaboragainstwar.org/index.php

https://salsa.democracyinaction.org/o/2488/t/3434/shop/custom.jsp?donate_page_KEY=3656

オーストラリア在住のイラク人グループと並んでUSLAWは、イラクの多数の主要な民主的労組に支援されて今年後半に開催される、イラクにおける第1回交際労働者連帯大会への募金を集めている多数の国のグループの一つである。

http://www.workerstoday.com/english/

 オーストラリア在住のイラク人とイラクの労働組合はこの大会のための募金を必要としている、また、オーストラリアから代表団が参加することを希望している。

 あなたの労働組合がこの目的のための募金を出せば、私たちは喜んで確実に、税控除の領収書を出し、大会主催者に送る特別の台帳にその募金を記録する。

 我々はイラクの労働組合指導者が今年後半にオーストラリアを訪問するように招待することを希望している労働組合があることを知っているし、この計画が進むにつれて、我々も喜んでこの計画に協力したい。


連帯して

ピーター・ジェジングズ
海外の健康、教育、発展のためのオーストラリア民衆会議、ACTU人道援助[APHEDA] 代表