セン高校を救おう連合月刊ニュースレター 2007 年 9月
お帰りなさい…セン高校から軍事学校を追い出す運動に参加しよう
セン高校の生徒、保護者、教員、RNA[リックオーバー海軍学校]士官学校
生のみなさん…。全てのみなさんのがすばらしい夏を過ごし、実り多い新学期を
迎えることを願っています。
Anchors Awayは、見ての通り、3年目も戻ってきました。セン高校を救おう連合
は、セン高校の中にある軍事学校に反対し続けています。私たちの立場は変わり
ありません…軍事学校はセン高校の建物から追い出されなければなりません。私
たちは、セン高校の一員であろうがリックオーバー海軍学校の関係者であろうが
、みなさんが軍事学校をセン高校から追い出す運動に参加されるように願ってい
ます。私たちが「海軍は出て行け」「碇を上げろ」と声を上げるのには主に3つ
の理由があります。
1.セン高校の建物の内部に軍事学校を置くという決定は、学生や教職員や保護
者やより広い地域住民の広範な激しい反対があったにもかかわらず、デーリー市
長とアルダーマン・マリー・アン・スミスと教育委員会によって行われました。
全ての人が決定にあたっての民主的な過程の中で発言することを要求しました。
この要求は全く耳を傾けられませんでした。軍事学校に対する反対は多くの形で
続いています。たとえば、生徒・教員・保護者・地域住民委員会はセン高校の将
来長期計画を討議してきて、セン高校の建物の中でも軍事学校の継続に反対を表
明し、同時に地域で広がってきたセン高校の才能と可能性の価値を認めています
。
2.セン高校を救おう連合は、改善を続けすでに高い質を持つセン高校に軍事学
校が否定的な影響を与え続けるのではないかと心配しています。セン高校の教育
カリキュラムは削減されていますが、来年も軍事学校が建物内に居座って新たな
授業を追加することが許されたら、もっと削減されるでしょう。セン高校の授業
はもっと過密になり、生徒は必要な設備の利用を制限してきたのに、RNAは生
徒一人あたりの空間が多く、最新の器具や設備をより多く持っています。RNA
の生徒はセン高校の中を歩き回ることができるのに、セン高校の生徒はRNAの
区域にはいることは許されません。これは教育の不平等です。軍隊が拡大してい
ることを目のあたりにしたセン高校の教職員と生徒の動揺や勉学への集中という
問題が、セン高校を救おう連合がこの闘いを続ける新たな理由となっています。
3.セン高校を救おう連合は軍事教育に反対しますが、軍事教育は若者に提供さ
れるべき種類の批判的な思考や教育を促進しません。RNAの軍事教育はアメリ
カ政府の非合法で不正な戦争-イラク戦争のような戦争です-のための訓練と人
員募集になっています。(国連憲章は、アメリカ合衆国の法律の一部になってい
ますが、一つの国家は最初に攻撃を受けない限り他国を攻撃する権利を持たない
と明記しています。イラクはアメリカ合衆国を攻撃しませんでした。そのため、
対イラク戦争は不法ではないでしょうか?)セン高校を救おう連合は他のどこか
の場所だけではなく、セン高校の建物の中でこの種の訓練が続くのを見たくあり
ません。教育委員会のJROTCのウェブサイトは、海軍JROTCの卒業生の
約40%が現役兵士として入隊していると賞賛していますが、それは軍事カリキ
ュラムに入っていない生徒よりもずっと高い割合です。
セン高校から軍隊学校を追い出す運動に参加してください。Anchors Away に記
事を書きたいかインタビューを受けたい人は知らせてください。セン高校を建物
全部に取り戻しましょう!海軍は出て行け! 碇(いかり)を上げろ!
※JROTC(Junior Reserve Officers' Training Corps ジュニア・予備役将
校訓練部隊)
ROTCは大学生が奨学金を受ける代わりに卒業後に軍で働く制度。在学中にも
軍事訓練を受けなければならない。JROTCは高校生が対象。通常の授業の代
わりに、ライフルの使い方などの軍事トレーニングを受ける。JROTCは現在
全米約3000近くの高校で行われている。