2008年1月18日金曜日

連邦議会はイラク戦費700億ドルの白紙小切手の投票を行う見込み

UFPJ(平和と正義のための連合)活動通信 2007年12月10日

 イラク占領の無条件の予算に700億ドルも認めるであろう民主党と共和党との間の連邦予算の取引は、当分は効力を失ったように見える。しかしながら、電話や議員事務所への訪問はなお必要である。連邦議会は12月14日の金曜日を越えて政府の業務を維持するための予算法案を通過させなければならないので、共和党がどの予算法案にもイラク戦費を含めるのだと主張する危険性が残っている。我々は、連邦予算法案には、撤退以外のいかなるイラク戦費も決して入れてはならないと民主党と共和党の両党に明言しなければならない。

当初の活動通信
2007年12月10日: 連邦議会上院の指導部は悪魔との取引をする用意ができているようである。もしもブッシュが上院の国内財政支出を行えば、連邦議会はブッシュの非合法で破壊的なイラク占領費用を支出するだろう。弱点を知っているので、ブッシュは700億ドルの対イラク戦費の白紙小切手と一緒に必要不可欠な国内財政支出計画の増額を提供したり要求する用意はないようである。投票は早ければ本日火曜日にも行われるかもしれない。

 はっきりしているのは、こんな取引の敗者はイラク国民とアメリカ合衆国の国民だと言うことである。
 連邦議会の側では、兆候はいまだに錯綜している。金曜日には進歩議員連盟とイラク撤退議員連盟の議長であるリン・ウルジーとバーバラ・リーとマキシン・ウォーターズが民主党の指導部に手紙を書いて、アメリカ兵士を守り彼らのイラクの外への完全な移動に「厳しく予算支出を限定」しないいかなる法案にも反対すると述べている。

 我々は、電話をかけ、eメールを送り、訪問をし、議員事務所を占領して退去を拒否してきた。連邦議会の多数の議員がメッセージを受け取ったが、彼らはそれを思い出すことが必要であり、メッセージをまだ受け取っていない議員はもう一度その言葉を聞くことが必要だ。

 この予算支出を巡る闘いは長引き、いらいらさせるものではあるが、切迫して重要なものだ。我々はみなさんにお願いするが、今日、あなたの選挙区の上院議員や下院議員にメッセージを送る時間を取ってもらいたい。

 適切だと思われる方法を選んでいただきたい。:

  • 短い警告であることは分かっているが、友人を集めて、あなたの選挙区の議員の地元かワシントンの事務所の1カ所かそれ以上を今日か明日、訪問しよう。占領を終わらせろと力強く要求しよう。平和的な議員訪問は、短く終わるかもしれないし、十分な時間続いてイラクで殺された市民と兵士の名前を読み上げる時間があるかもしれないし、あるいは、継続して全てのアメリカ兵士と軍契約者の即時撤退に結びつかない全ての予算支出に反対すると国会議員が約束するようになるかもしれない。
     訪問活動を組織することができたらUFPJのホームページのカレンダーに投稿していただきたい。

  • 訪問活動を準備できなければ、電話であなたの選挙区の国会議員の事務所をあふれさせよう。連邦議会の電話交換台202-224-3121を通じて上院議員と下院議員の両方に連絡を取ることができる。
     彼らに言ってやろう。:アメリカ軍兵士と軍契約者の即時撤退を要求しないイラク占領のどの予算支出にもNOの投票をしろと。

  • 地元の新聞の編集者に短い手紙を書こう。あなたはイラクに関するニュースが新聞の一面から抜けてしまっていることに気がついているかもしれない。他の読者は連邦議会がイラク戦費に700億ドルの白紙小切手を与えることを検討していることを知りたがるだろう。軍人家族でさえこの戦争が間違いであり兵士は帰国するべきだと言うことに同意していることを示している、ロサンゼルスタイムズとブルームバーグ社の共同世論調査の結果をあなたは中に入れたいかもしれない。


 背景説明:

 連邦議会は政府と政府サービスの予算に必要な政府歳出法の大部分を通過させていない。連邦議会が先月通過させた暫定財政支出法案(「継続決議」)は12月14日に期限切れとなるので、議会は政府機関の閉鎖をさけるためにはその前に何らかの予算法案を通過させなければならないのである。戦争支持派の議員はこれを無条件のイラク戦費の投票を押しつける機会だと見ている。我々は舞台裏で起こっていることについてスタッフやメディアから矛盾した報告を受けている-しかし連邦議会は何らかのイラク戦費法案を検討するようである-一括支出法案(政府の全省庁の歳出法案を一つの巨大な財政支出法に一括するものである)とならんで、戦費は700億ドルにものぼるのである。連邦議会では民主党指導部が来年まではイラク戦費支出を取り上げないと約束している-しかし、その約束を反故にするかもしれないという気持ちを抱かせる兆候も存在する。