2009年7月19日日曜日

ケビン・ハッセーUSLAW運営委員の全交へのメッセージ

09全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)に参加するケビン・ハッセーさん(USLAW全国運営委員)からの連帯メッセージが届きました。全交に参加しましょう。
(以下、日本語訳・全交)

全交へのメッセージ
ケビン・ハッセー USLAW(アメリカ反戦労働者の会)全国運営委員
現在の不況は、それを可能とした多国籍企業と新自由主義の政治家と巨大銀行と金融機関の近視眼と強欲によって引き起こされました。あまりにもしばしば歴史が示してきましたが、経済状態が現在のように絶望的になると、若者や貧困者は他にまともな機会がほとんどないために希望を失い、軍隊に入隊するか、そうでなければ、麻薬や犯罪行為に巻き込まれるのです。

不幸なことに、経済危機の原因となったその同じ近視眼的で強欲な企業や政治家たちが、国家予算と若者の命を浪費する必要もない巨大軍事企業連合への供給者となって利益を上げるのです。

アメリカ反戦労働者の会と全世界の仲間はいかなる場所でも軍国主義や新自由主義や帝国主義の拡大に抵抗し続けなければなりません。私たちは国際連帯と相互の支援のきずなを強めることによって軍国主義や勤労者に対する企業の攻撃に抵抗することができます。私たちは全ての不法な軍事占領を終わらせ、全ての核兵器とその他の大量破壊兵器を廃棄し、全ての外国軍基地を撤去することを要求し、こうした浪費されている資源を人間的な要求―すなわち全世界の貧困や病気やホームレスや非識字をなくすこと―に応える方向に向け直せと要求しなければなりません。

The current recession has been caused by the shortsightedness and greed of multi-national corporations, neo-liberal politicians and the huge banking and financial institutions who enable them. Too often history has shown us that when economic conditions become desperate, as they are now, young and poor people become discouraged and join the ranks of the military because there are so few other decent opportunities available, or become involved with drugs and criminal activity.

Unfortunately the same shortsighted and greedy corporations and politicians who have caused the economic crises will profit as suppliers to the gigantic unneeded military combines that consume national treasuries and young lives.

US Labor Against the War and its partners around the world must continue to resist the spread of militarism, neo-liberalism and imperialism wherever they may be. We can resist militarism and the corporate assault on working people by strengthening our bonds of international solidarity and mutual support. We must demand an end to all illegal military occupations, elimination of all nuclear and other weapons of mass destruction, dismantling of all foreign military bases, and that these squandered resources be redirected to meeting human needs - ending poverty, disease, homelessness and illiteracy around the world.

2009年7月6日月曜日

UFPJがイラクからの米軍即時撤退を要求

アメリカ最大の反戦団体UFPJ(平和と正義のための連合)がイラクからの全占領軍の撤退を呼びかけています。

原文は
http://www.unitedforpeace.org/article.php?id=4064
(以下、日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)

今すぐ兵士を帰国させよう!
UFPJ(平和と正義のための連合) 2009年6月30日

 本日、イラク国民は米軍撤退の開始を「イラクの主権の日」として祝っている。これは、イラク政府とブッシュ政権によって署名された駐留米軍地位協定(SOFA)の下で、米軍の全ての戦闘部隊が本日、6月30日にイラクの都市と町から撤退するからである。6年間の長期にわたる戦争と占領のあげく、イラク人がこの最初の象徴的な水準点を祝っているのは不思議ではない。
 しかし、イラク民衆がイラクの支配権を取り戻すために働き、イラクで見られる壊れやすい政治上、経済上、治安上の状況に対処するにあたっては、前途に巨大な課題が横たわっている。
 アメリカ軍がイラクから撤退する道はあまりにも長く残っている。そしてこの最初の積極的な一歩でさえ、現在は公式に進行中ではあるが、確実なものではない。それは全面撤退に向けた一つの水準点であり…そしてこれまで我々が知るところでは、アメリカ軍はその試金石に答えているとはとても言えない。米軍当局者は、別の装いをした戦闘作戦を継続できるように、「訓練教官」として「再任命」をどのように受けるかをすでに説明している。アーミー・タイムズ・マガジン誌は、主要都市の外で戦闘部隊が寝ることができるように、イラクの都市の境界線のちょうど外側に米軍基地がすさまじく建設され拡張されているので、SOFAの義務を果たしていながら、戦闘作戦を遂行し続けている、と報じている。
 この不道徳で不法な戦争が始まって以来、我々は、安全で主権を持ったイラクへの障害物はアメリカ占領軍だ!と言ってきた。このことは今も真実である。アメリカ占領軍は過去2週間の爆弾攻撃によるひどい犠牲からイラク市民を守ることはできなかった。戦争に賛成する政治家たちがイラク軍がイラク国民に安全を提供する「用意」ができているのか、と疑問を挟むのを聞いたら、反乱をあおっているのはアメリカ占領軍なのだ、ということを思い出させなければならない。
 我々はイラクを大衆の目のふれる場に据え続け、SOFAの各指標が達成したとしても、アメリカによる占領の早急で完全な終結を要求し続けなければならない。
 果てしのない占領はイラク国民と米国民の利益にならない。イラク人の73%は米軍の撤退を求めている。この経済危機の時に当たって、我々はこの戦争に何千億ドルも支払うことはできない(今年の9月までだけでもイラクとアフガニスタンの戦争に支払うために連邦議会が配分した770億ドル[約7兆7000億円]を含めて!)。
 我々はあなたに、本日を、国会議員に電話をかけ、ホワイトハウスに連絡を取る記念日にするように要請する。

大統領と連邦議会に以下のことを要請しよう;
・米軍地位協定の字面だけでなく、精神を実行しなさい。我々は単なる肩書きの変更ではなく全面的で完全な撤退を求めている。
・全ての米軍兵士が現行の2012年の期限の前に撤退できるだろう-オバマ大統領が18ヶ月の撤退計画を発表した時に約束した歩みを進めるならば-彼は言った。「前進しながら、アメリカ合衆国はイランやシリアを含む中東の全諸国との筋の通った持続した関係を追求するだろう」 これ以上の戦争ではなく外交だ!
・アフガニスタンから同じ撤退の道を取ろう。アメリカ軍の派兵拡大をやめ、撤退させ、交渉を開始しよう。

USLAWがイラク労働者の権利要求署名呼びかけ

アメリカの反戦団体USLAW(米国反戦労働者の会)がイラクの労働者の権利を守るため、クリントン国務長官当て署名を呼びかけています。
(以下、日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)

ヒラリー・クリントンにイラクの労働者の権利をはっきり要求させよう。請願書に署名しよう

 2003年のイラク侵攻以来、アメリカ政府とイラク政府は全ての公共部門と企業の職場における労働組合と団体交渉を禁止するサダム・フセインが制定した1987年の法律を施行し続けてきた。
 イラクの労働組合は(大変な危険を冒し大変な犠牲を払って)組織化をしてきたが、労働基本法の保護は全くない。イラクの憲法が保護を要求し、イラクは団結権と団体交渉権に関する国際労働機構[ILO]条約加盟国であるにもかかわらず。
 労働組合の指導者や活動家は、嫌がらせや殴打、逮捕、拷問や暗殺さえされるといった被害に遭ってきた。組合事務所はアメリカ軍とイラク軍によって襲撃され破壊されてきた。組合の銀行口座と財産は凍結されている。この全てのについて、アメリカ政府は沈黙してきた。

 米国反戦労働者の会は、政府の外交政策の最高責任者であるヒラリー・クリントン国務長官に対して、イラクの労働者の権利をはっきり要求し、イラク政府に、労働者と労働組合の権利を尊重し守るように圧力をかけるように要求する請願書を掲示した。
 どうか時間を取ってイラクの勇敢な労働組合と労働者に連帯する国際運動にあなたの声を付け加えていただきたい。
 イラクの労働者の権利を強めれば、まさに米国内における労働者の権利のための我々の闘いもまた強めるのである。
イラク政府に労働者の権利を尊重させよう

ヒラリー・クリントン 米国国務長官 様
ワシントンDC

クリントン長官:
 軍事占領をして6年以上が経過して、4300人以上のアメリカ人と、100万人かそれ以上ものイラク人の命が失われました。米国政府は納税者の資金を6500億ドル[約65兆円]近くも使いました。それなのに、イラクにおける真の民主主義というのは、いまだに現実と言うよりはむしろ願望のままです。
 社会の根本的な基礎の一つ(すなわち政府の介入や支配や嫌がらせや弾圧を受けないで、自らの選択によって労働組合に加入する労働者の権利)がない、という事ほどにその事を示しているものはありません。

 独裁政権崩壊のほとんど直後に、活発な独立した民主的で多元的な労働組合運動が勃興しました。2003年の侵攻直後に、アメリカはサダム時代の抑圧的な法体系の大部分を廃棄しました。しかし法律の条文に残し続け熱心に執行した法律が一つありました―すなわちサダム・フセインが押しつけた1987年の法律で公的部門と公的企業の労働者が労働組合に加盟したり雇用条件について交渉することを非合法化していました。その次のイラク暫定占領当局はこの非民主的な労働者の権利否定を押しつけ続けました。
 新しいイラク政府は労働者と組合の権利にさらに制限を押しつけました。労働組合の銀行口座を差し押さえ組合財産を凍結したのです。アメリカ軍とイラク軍は組合の事務所を襲撃して略奪し、組合の指導者を襲撃し逮捕しました。石油産業などの公的企業の経営者は組合を認知したり組合と交渉したりしないようにと指示されました。
 しかし、イラクの労働運動は、嫌がらせや殴打や誘拐や逮捕や拷問や組合活動家を殺害される、といった中でも成長し続けています。
1935年のワグナー法の制定以前の米国労働運動を思い起こさせるのですが、イラクの労働者は争議を解決し自らの権利を守るためにストライキや作業停止という手段に頼らなければなりませんでした。
[ワグナー法は不当労働行為の規定を定め、労働組合が経営者と団体交渉をする権利を促進した。]
 新しいイラク憲法は、結社の自由を筆頭に、労働者の権利の尊重を約束しています。
イラク憲法第22条第3項は述べています:「国は職能団体や労働組合を結成し加盟する権利を保障する。これは法律によって構成されるだろう。」
 イラクは組合結社と団体交渉の権利に関するILO第98号条約に1962年に加盟しており(皮肉なことに米国はこの条約をまだ批准していません)、従って国際法の下で条約上の義務を課しています。
 こうした基本的な労働者の権利と人権に対する違反は、米国政府のイラク当局に対する批判がないところで起こっています。
~~~~~~~~~
 米軍の撤退期限を設定した駐留米軍地位協定は国際的に認知された労働者の権利を尊重する義務を課していません。今や、米国政府がイラク労働者の権利を要求する声をはっきり上げるべき時です。
我々は米国政府に要請します:
 イラク政府に以下を行うことによってイラク憲法と国際条約の条項に従うように要求してください。
 ・ILO条約によって規定されている結社の自由の権利と他の労働者の権利を尊重すること。
 ・イラクの労働組合に対するあらゆる弾圧をやめること。
 ・組合指導者や活動家に対する嫌がらせをやめること。組合の資金と財産を解放し、組合が通常の活動をすることを認めること。
 ・公的企業と政府の管轄区域の経営者を指導して労働者によって自由に選出された労働組合を認知し団体交渉を行わせること。
 ・イラクの法典の中に労働者の権利と義務を明記した労働基本法を即時に採択すること。
・米国政府は以下の文書に明記されているようにこの状況に関する情報を完全に知らされること。

イラクにおける人権の実践状況に関する国務省の2008年国別レポート

・AFL-CIOと国際労働会議

イラクの労働組合によってILOに提訴されている苦情
イラクの労働社会問題省は、1987年の法律と2005年の命令を廃棄するために国際労働機関(ILO)と共に国際法に従った現代的な労働法を準備していた。イラク閣僚評議会はその法律を押さえ込み、イラク国民議会はその草案を取り上げたことはない。旧来の反労働者的な法律と命令が実行され続けている。(IFC-CIO/ITUC)

【IFC-CIO:アメリカ労働総同盟-産別会議】
【ITUC:国際労働組合総連合。世界157の国・地域の312組織を通じて、約1億7,000万人の労働者が加盟(2008年12月現在)】

T.J.ブオノモさんと交流し、全交に参加しよう!

IVAW(イラク反戦帰還兵士の会)のT.J.ブオノモさんから、全交へのメッセージが届きました。

また、2006年9月に米軍がIFC本部を襲撃した時に、ブオノモさんは、当時の米国上院外交委員会のバイデン上院議員(現副大統領)に後述のような書簡を送っています。書簡の中で、このような襲撃をやめ、IFCを支持するように要求しています。

T.J.ブオノモさんの2009全交へのメッセージ

 諸国民すべての正義と尊厳のため、共通の闘いを担う、闘う仲間として、皆さんとお会いする機会をあたえていただき光栄に思います。今日の世界で目にする搾取、抑圧、暴力と野蛮の、その少なからざる部分をアメリカ合衆国政府当局が行っていることですが、これは体制を大規模に変革する必要があることを示しています。権力者が自らの権力を何の咎めも受けずに実行できると信じている世界は、私たち民衆があきらめるものではなく、むしろ拒否し、反抗し、変革する勇気を持たねばならない世界なのです。この勇気は、私たちの希望を、たとえどんなに誠実で決然としているとしても、一人の偉大な指導者の中に託すことによって現れるものではありません。その対極である、共通の目的に向かってともに活動する多数の人々の闘いを通じてのみ、変革は実現するのです。経済上の国境を越えた搾取の時代に当たって、尊厳を取り戻し、未来を守るために、私たちは国境を越えて団結しなければなりません。


(2006年のブオノモさんの書簡)

バイデン上院議員へ  [バイデン上院議員は民主党議員で上院外交委員会]
トーマス・J・ブオノモ  アメリカ合衆国陸軍少尉
 私は、2006年9月6日にイラク自由会議のウェブサイトに掲載された記事に注意を喚起したいと思います。この記事は2006年9月7日と8日にアメリカ軍がバグダッドにあるIFCの本部事務所を襲撃し略奪したと伝えています。まだご存じでないなら、IFCは草の根レベルでの政教分離の民主主義を擁護し、イラク全土の何万人もの独立した組合の組合員、特に石油産業の中での支持を受けていることをお知らせします。
 およそ私たちはイラクで民主主義を支持していますが、それと正反対の多数の事実が存在しています。確かにイラク国民はサダム・フセインの下においてよりも表現と集会の自由をずっと多く得ていますが、生命力のある持続可能な民主主義は政治的な力を与えられた市民社会に根ざしたものでなければなりません。ブッシュ政権の政策は、このことを故意にそして意図的にむしばんできたのであり、それはブレマー代表の命令が数えきれないイラク労働者を犠牲にして、大規模な外国からの投資にイラクを開放した事に始まります。幾層にも重なる外国の請負企業と下請け企業が復興事業の仕事を移入労働者に与え、その低賃金労働によって利益を得ていますが、これは、ますます大量失業を生み出す一因となり、反乱勢力に戦士を供給することになっています。これは言葉のどんな実際的な意味においても「民営化」というものではありません。実質的にはそれはあまり賢明でない帝国主義の一形態に等しいのです。その上、政府から独立した労働組合の結成はいまだに非合法です(これはサダム・フセイン時代からの法律でブレマーが変更しなかったわずかなもののうちの一つです)。組合を結成し加入する権利-すなわち結社の自由-は、民主主義に不可欠なものです。それがなぜイラク国民には許されていないのでしょうか?
 私は性急に結論を下したくはありませんが、イラクにおけるブッシュ政権の政策の記録から判断して、IFCのバグダッド事務所に対するこの襲撃は、アメリカ政府が表明している約束とは正反対の、イラクにおいて民主主義を抑圧し続けていることの証明だと私には思えます。もしも私たちがイラクにおける民主主義を真摯に求めるのであれば、彼らの自治を侵害しないことを保障しながら、賢明にもIFCのような組織を支持するために可能な全てのことを行っているだろうと私は考えます。ブッシュ政権のイラクにおける優先順位は、むしろ新重商主義的であると言うことがますます明確になっています。
 今年の終わりまでにイラクの油田が何十年間にもわたって外国の多国籍企業の手に入るかもしれず、それはイラク国民自身が対外政策を支配することを実質的に否定するのだということも(プラットホーム・ロンドンの報告書の未完成計画による)、私は知っています。米国民はアメリカがイギリス帝国になってしまったと理解することになるのでしょうか?少なくとも、米軍兵士は合衆国の政治指導者たちから誠意と誠実を受け取る価値があります。彼らのうち2600人以上がアメリカ合衆国政府内部の高官によってむしばまれている高尚な目的のための戦いによって死んだのです。
 私は貴委員会[米国上院外交委員会]に要請したいのですが、イラク自由会議に対するこの最近の行為に対して調査を開始し、同様に民営化計画がイラクの安定に対して与えている影響についての評価を出していただきたいのです。そしてまた、構成員の目から見て信用を落とさないやり方でIFCのような組織にアメリカが支援を提供できるような方法を検討していただきたいのです。民主主義は下から築き上げられるものであり、上から押しつけられるものではありません。イラクで民主主義を成功させたいのなら、イラクにおけるアメリカの政策を再検討する必要があるのです。

2009年6月22日月曜日

シカゴでイラク国際労働者大会報告会を開催

シカゴでIVAW(反戦イラク帰還兵士の会)、USLAW(米国反戦労働者の会)、IFC(イラク自由会議)が3月のアルビルでの国際労働者大会の報告を行いました。

(原文は以下)
http://uslaboragainstwar.org/article.php?id=19350

(以下日本語訳:イラク市民レジスタンス連帯委員会)

シカゴ労働運動の指導者がイラクの労働組合を支援
テリー・デービス 平和の繁栄と正義を求めるシカゴ労働者の会  2009年5月30日
 USLAW[アメリカ反戦労働者の会]の加盟団体である平和の繁栄と正義を求めるシカゴ労働者の会とIVAW[反戦イラク帰還兵士の会]シカゴ支部が、VVAW[反戦ベトナム帰還兵士の会]と声を上げる軍人家族の会の計り知れない支援を得て、3月のアルビル大会で結成されたイラクの新しい労働組合連合への支援を中心とした一連の取り組みをシカゴの地で大成功させた。我々はこの取り組みは他の地域で繰り返しても同じようにすばらしい結果を得られるのではないかと考えている。

 我々はイラク自由会議のアムジャド・アリをトロントから2日間の大急ぎの訪米に招き入れた。その目的は、シカゴにおいてイラクの市民社会と労働運動の重要性について人々の理解を深めることであり、イラクの兄弟姉妹への寄付金を集めることであった。24時間を少し上回る時間の間に、我々は5つの取り組みを開催し、その全ての参加者数はすばらしかった。
 我々は町の反対側同士の外れにある2つの裕福な地域であるエバンストンとハイドパークで肩のこらない募金集めのパーティーを2回開催した。その招待状はパーティーの重要性と我々の持つ責任の両方を明快に説明し、最初のパーティーには20人近くを、2回目には約25人を集めた。報告はアルビル大会に参加したアムジャド・アリとIVAWのアーロン・ヒューズによって行われた。2カ所の会合で我々は2800ドル近くを集めた。

土曜日の午後には、我々はルーズベルト大学でエレーナ・マーチェシの司会による公開討論会を開催し、50人以上が参加した。アムジャドがアルビル大会とイラク現地の状況の報告をした。アーロンはイラクで軍務についた後イラクに戻って、イラクの労働組合運動について学んだという力強い報告をした。

USLAWのマイク・ツウェイグが発言して、アルビル大会の準備をするのにUSLAWが重要な役割を果たしたことを説明した。(レイバー・ビートが公開討論会を撮影し、すばらしい映像を仕上げるはずである)

 公開討論会の後、ヘイマート広場まで沈黙の行進をして、最後に広場の記念碑に花を置いた。そこにはイラク・米国労働者連帯のプレートがちょうど据え付けられていた―イリノイ州労働者歴史協会会長がすばらしい演説をした。土曜の夜にはパーティーが開催され、参加者は若者が多く、500ドル以上の募金が集まった。アムジャドの招請費用はノースウェスタン大学から得られ、マイクの飛行機運賃はニュー・プライオリティー委員会が支払い、パーティーの食べ物とビールはVVAWとMFSO[声を上げる軍人家族の会]のメンバーが寄付をしたので、我々が集めた募金は全て残すことができた。
 全体ではアルビル大会の費用の支援に4000ドルの募金を集め、参加者たちは、アメリカ占領軍や宗教勢力の衝突とは違って、イラクの未来を勝ち取るために実際に闘っている人々の新しい情報と展望に非常に感動し、啓発され、感銘を受けた。IVAWとUSLAWの協力は一層強められた。もっと多くの労働者に参加してほしいかったのであるが、何人かが参加し、集いに来た全ての人たちがたくさんのことを得たようである。願わくは、3人の話し手(アムジャドとアーロンとマイク)がどこか他の所でもこうしたことができたら良いだろう―彼らはそれぞれがとてもすばらしい。この計画を実行しませんか?

2009年5月4日月曜日

メーデーを祝してイラク自由会議の声明

国際労働者の日、メーデーを祝して、イラク自由会議の声明

 5月1日、メーデーは、全ての物質的財を生み出しながらもそれを享受することなく、常に生きることに必死になっている存在、人間社会の大多数であるところの、世界の労働者の抗議と反対の日である。
 今年のメーデーは、世界経済危機が世界の隅々を震撼させる中、迎えられようとしている。企業や銀行のオーナー、億万長者が代表する支配階級は、この経済危機を労働者に背負わせようとしている。この兆しは欧米諸国で解雇や退職低年齢化、社会保障の低下といったところから始まった。国際連合等の国際機関から出るレポートは、この経済危機が貧困を世界レベルで増加させ、飢餓と窮乏で何百万人もの人々を死の恐怖に曝すだろうことを示している。

 イラクでは、労働者はギャング宗派勢力による、最大の粛清行動に曝されている。それは計画的に宗派対立を社会階層に持ち込み、地域勢力に都合の良い形で、地獄の内戦にけしかける行動であり、労働者の仕事場を拉致、自爆自動車、時限爆弾行為の現場に変えている。最近のものはニュー・バグダード地域で起こり、4月6日、10人以上の労働者が殺され他にも数十人が負傷した。この悲劇に加えて、占領以来売りに出されたために運行を停止した仕事場・工場の休業継続がもとで起きる、百万人単位の失業がある。物の溢れる社会で、現代の人間生活と呼ぶに相応しい最低限度の生活水準を保証する、公共サービスや健康保険が姿を消している。イラクは世界で最も資源に恵まれていながら、占領軍がギャングや武装団体をもって割り当てた、一握りの寄生虫どもがその財を監督していることで、50%を超える人民がゴミためで生活をしている。
 イラク自由会議はこのメーデーという機会に、宗派・人種対立を社会階層に、特に労働者階層に持ち込む一連の行為が、宗派・人種対立勢力の戦略の一部であると、改めてイラク労働者に呼び掛ける。労働者の仕事場を狙った最近の爆破事件も、2008年7,8月以来のストライキやデモの組織によって、賃金増加や労働者の徴税撤廃を要求し、占領計画認可の機会を失わせるよう努める、なかんずく石油・ガス法案への反対のような政治的均衡の変化をもって、介入する政治勢力として現れ始めた労働者階層に、宗派連合を形成しようという計画であった。こうした計画は宗派勢力が労働者の団結を砕き、その胸に銃口を向けるための公の政策である。

 これに対して労働者は反撃し、2009年3月にアルビルで催された国際労働者大会によって、彼らはイラクにも人間性を尊重した政治的均衡の変化によって、宗派勢力から労働者階層にくさびを打ち込むチャンスを奪うような、介入ができるのだと訴えた。宗派・人種主義的占領計画に反対して出された大会の決議は、占領以来6年間挽き回されている暴力やテロの連続といった悲劇から、社会を解放する代替政策の提示や、人間性の敵への対峙ということができるのだという証拠であった。
 今年のメーデーは労働者が自由と繁栄、民族主義的でない政教分離の政府創設の旗を掲げよう。労働者こそが、イラクの人間的社会が享受すべき、より良い世界を作ることができるのである。
イラク自由会議
2009年4月末

2009年4月18日土曜日

コナミのファルージャ虐殺正当化・戦争ゲームに反対しよう

コナミの「ファルージャ虐殺作戦ゲーム」の発売を中止させよう
イラク平和テレビ局in Japan  2009年4月18日

 2009年4月、コナミが‘Six Days in Fallujah’という名の戦闘ゲームを2010年に発売すると発表した。

 アメリカ軍は2004年11月に「武装勢力掃討」を口実にしてイラクのファルージャ市を包囲し、無差別攻撃をおこなった。彼らはまず主要病院を襲撃して占領し、負傷者の治療を不可能にした上で海兵隊を市内に突入させた。戦車、装甲車、爆撃による攻撃をかけ。白リン弾や化学兵器、クラスター爆弾といった非人道的な兵器を打ち込んだ。この大量殺戮作戦によって、6000人もの市民が命を奪われたのである。

 イギリスの反戦団体・ストップ戦争連合のタンシー・ホシキンスさんは「米英軍によって2004年にファルージャで行われた虐殺は、非合法で非道徳的な戦争において行われた最悪の戦争犯罪です。…戦争犯罪に関するゲームを作り、何千人もの死傷者の上に利益を得るというのは病んでいます。ファルージャの虐殺は、エンターテイメントによって美化されるべきではなく、恥と恐怖として記憶されるべきなのです。」と批判の声を上げている。

 このゲームの狙いは、単に戦争を商品化することで金儲けの対象にするというだけにとどまらない。ゲームの制作のために、アメリカ海兵隊が当時のビデオを提供し、市民殺戮作戦に直接参加した第3海兵連隊の兵士30人以上に対するヒアリングが実施されている。‘Six Days in Fallujah’はイラク市民殺戮の戦争犯罪を免罪し、今も続くイラク占領やアフガニスタンでの軍事作戦拡大の合意形成を進めるものである。

私たちは、アメリカ軍がファルージャ住民に対しておこなった大量殺戮作戦をゲーム化することを拒否する。そしてイラク占領と市民殺害を正当化し、侵略戦争をさらに継続・拡大するためのこのような非人間的な殺人ゲームの発売の中止を強く要求する。

コナミに対して電話、メール、申し入れ行動などあらゆる抗議をおこなって、ゲーム‘Six Days in Fallujah’の発売を中止させよう。世界の反戦勢力と連帯して、全占領軍を撤退させ、イラク・アフガニスタン占領を終わらせよう。